4月10日、ついに発表されました──
新たな『高慢と偏見』が、Netflixでドラマ化されます!
エリザベス・ベネット役はエマ・コリン(『ザ・クラウン』でダイアナを演じたあの方!)、ダーシー役にジャック・ロウデン、そしてベネット夫人役にはオリヴィア・コールマンという、まさかの超豪華キャスト。全6話のリミテッドシリーズとして、今年中にイギリスで撮影が始まるそうです。
もう、BBCの1995年版も2005年の映画版も、何度も何度も見返してきた私ですが……それでもまた新しい『高慢と偏見』が見られるのは、やっぱりうれしい!
時代が変わっても、リジーとダーシーの物語には、語り直されるたびに新しい表情が生まれる力がある。それを、また今の世代がどんな風に受け取るのか、とても楽しみです。
そして毎回気になるのが──ペンバリーのロケ地!
チャッツワース?
ライム・パーク?
それとも、まったく新しい邸宅…?
物語の背景となる邸宅の選び方は、作品のトーンやキャラクターの印象にも深く関わってくる重要なポイント。だからこそ、今回のロケ地発表は、個人的にいちばんの注目ポイントかもしれません。
新しいドラマがきっかけで、また若い世代がこの物語を好きになってくれたら、それもすごくうれしい。
『高慢と偏見』(原題:Pride and Prejudice)は、1813年に出版されたジェーン・オースティンの代表作にして、今なお映像化が続く名作。主人公エリザベスとダーシーの“すれ違い”と“心の変化”が織りなすラブストーリーは、200年以上前に書かれたとは思えないほど瑞々しくて、時代を超えて語り直される力を持っています。
これまでの映像化の代表作といえば、1995年のBBCドラマ(コリン・ファース!)や、2005年の映画版(キーラ・ナイトレイ)など。どちらも、それぞれの世代にとっての「理想のダーシー」「憧れのペンバリー」があり、今なお語り草になっています。
▼ドラマ版と映画版『高慢と偏見』でロケ地になった邸宅について、どの建物がどの作品に登場したのか、詳しくはこちらの記事で紹介しています!