ダウントン・アビー ダウントン・アビー・シーズン1

『ダウントン・アビー』シーズン1・第5話「嫉妬の災」

2023-02-05

ドラマ『ダウントン・アビー』のシーズン1の第5話、「嫉妬の炎」のあらすじや見どころをご紹介します。

最後には、話の中で出てきたレディー・イーディスが書いた手紙の宛先のことについても書いています。

実際にある場所なんですよ。ぜひ最後まで読んでくださいね。

第5話「嫉妬の災い」あらすじ

1913年8月のこと。

第4話ではダウントンフェアが登場しましたが、今回はダウントンフラワーショーに向けての準備が始まる様子から始まります。

マシューの母イザベルは、毎年優勝を続けるヴァイオレットに対し、公平に審査が行われないと!と訴え続けます。

トルコ大使のケマル・パヌークの不審死事件について"メアリー様の品性を疑う"とある貴族の従者に手紙を書いたことから、レディ・メアリーに対するよからぬ噂がロンドンで周りはじめます。

悪い噂でメアリーが結婚できなくなることを心配した伯爵夫妻は、中年のアンソニー・ストラランを婿候補にディナーに招待。

でもメアリーの彼に対する態度は酷いものでしたが、レディ・イーディスがストラランに接近しようとするのを見ると、彼に近づくメアリー。

そんなメアリーを見てマシューは気分を害する。

そうやってメアリーは周りの人の心を逆撫でします。

そんな姉たちのドロドロした争いを離れて見ているレディシビルは、メイドのグエンの就活に懸命に協力します。

マルトンという街で行われる面接に行くために、馬車を運転し、服を貸し、応援します。

階下では、相変わらずオブライエンとトーマスは悪意を持ち続け、ベイツが伯爵の嗅ぎたばこを盗んだ罪を着せようと悪巧みをします。

料理人のバットモアは、密かに視力の衰えにおびえて、伯爵夫人の"アップル・シャーロット"を作って欲しいというお願いも断固として拒みます。

さらにミスを連発して、デイジーに当たり散らします。そんなパットモアにカーソンは優しく事情を聞きます。

第5話の見どころ

第5話の見どころはこの3つ。

アンナとベイツの恋模様

ストーリーを追うごとに、距離が近まってくるアンナとベイツ。

イーディスの部屋のベットメイキングをする時の会話がとっても重要です!

ベイツ(B):イーディス様は気の毒だ

アンナ(A):私たちよりも恵まれた環境だけど

B:亡くなったパトリック様を狙っていたらしい

A:違うは 愛してたの

B:でも

A:メアリー様の婚約者になった

B:勇敢な男だ・・  悲しいな

A:愛する人に愛されないのはね

B:いや死んだことが

A:そうね・・いい方だったのに

B:パトリック様は愛に応えていたが言えなかったのさ

A:どうして?

B:口にすることが許されず道理をはずれるから

2人はイーディスのことを話してるのだけど、実は自分たちの本心を語っている。

愛してるのに言えない、お互いのもどかしい気持ちが溢れてます。

そのもどかしさが爆発する場面が後半にありますのでこちらもお見逃しなく!

イーディスの反撃

侍女のオブライエンは本当に鋭い人です。
パヌークの死の真相を誰も言えずに苦しんでいるデイジーを助けたいと、イーディスにそれとなく訴えます。

しかーし、これは表向きの理由。

本当のことを知りたいし、さらにメアリーにいつも掻き乱されているイーディスにそのことを知らしめることに意味があると考えているからの行動です。

そして彼女の想像通り、イーディスは行動に移します。

恐るべしオプライエン!!

彼女が誰を見ているのか?何を聞いているのか?意識して見ると面白いですよ。

パットモアが拒むアップルシャーロットとは?

ある日伯爵夫人のコーラはキッチンまで降りてきて、料理人パットモアに、ディナーに招待しているストラランの好きな"アップルシャーロット"を作って欲しいと頼みます。

上でも書きましたが、パットモアは断固として拒み、予定通りのデザートを作ります。

しかし!!最後に振りかけた砂糖を撮り間違えて大事に…

アップルシャーロット🍎ってどんなお菓子なんでしょうか?
▼こちらにアップルシャーロットが紹介されていました。
(この方のブログ、美味しそうなイギリス料理をレシピとともにたっぷりと紹介していて、お気に入りに登録しました!)


トルコ大使館

42-45 Belgrave Square, CC BY-SA 4.0, Wikimedia Commons

イーディスが夜手紙を書き上げたところで第5話は終わります。
封筒に書かれた送り先は、駐英オスマン帝国大使閣下。
内容は明かされていませんが、デイジーから聞いたメアリーが関わっているパヌークの死のことだと想像つきますよね。

オスマン帝国は当時独立問題で揺れているでした。
パヌークもその問題でロンドンにきていたわけですが、1922年帝国は滅亡して、翌年トルコ共和国になります。
なので、現在はオスマン帝国大使館はありません。
封筒に書かれていたのは、現在のロンドンにあるトルコ大使館の住所でした。

トルコ大使館は、バッキンガム宮殿近くにある由緒ある建物の一角にあります。
この辺りは大使館が集まるエリアです。

ベルグレーブ・スクエア(四角)という名前のとおり、四角の大きな公共公園を囲むように建物が立っています。
43番は、2人の警察官が立っているところです。柱に”43”と書かれているのが見えますね。

▼Google mapでも確認してみましょう。


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