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初めまして。『Country House Stories 』を見にきてくださってありがとうございます!!ブログを運営しているyokoです。
イギリス中にたくさんある英国貴族など上流階級が所有する(していた)、カントリー・ハウスと呼ばれる緑豊かな田舎にある豪華なお屋敷を紹介しています。

『ブリジャートン家』 Netflixドラマ シーズン1 あらすじ

プロモーションを含んでいます Netflixドラマ『ブリジャートン家』は、19世紀初めのロンドン社交界で、その名を知られるブリジャートン子爵家の8人きょうだいが、それぞれの愛と幸せを追い求める姿を描く大ヒットドラマ。原作はジュリア・クインのベストセラー・ヒストリー・ロマンス小説。 シーズン1は1813年の社交界シーンの幕開けから始まります。 ブリジャートン子爵家から長女のダフネがデビュー。注目を集める中、しつこく求婚者に追いかけ回されているときに、兄アンソニーの親友のヘイスティング公爵サイモンに出会う。こ ...

読書する時間がないという人にAmazonオーディブルをおすすめする理由

プロモーションが含まれています 読んでみたいけど時間がないと後回しにしている本ありませんか? 仕事から帰ったら疲れているのでなかなか本を読み時間が取れない。移動時間に本を読みたいけれど本やKindle持ち歩くには重たいな。さらに家に本を増やしたくない・・・ こういった読書に手が出ないいろいろな理由、結構すべて私も当てはまってました。 そんな方におすすめしたいのが、スマホ一つでいつでもどこでも本を聴くことができるAmazonオーディブルなんです。 Amazonオーディブルは、「耳で聴く」読書として、プロのナ ...

「ベルグレービア 秘密だらけの邸宅街」ジュリアン・フェローズ原作の新ドラマが配信スタート

『ダウントン・アビー』シリーズの制作者、ジュリアン・フェローズが原作を書いたドラマがやっと日本での配信がスタートします!! イギリスでは2020年に放映されていたそうだから4年経ってやっと。待っていましたという思いです。 配信は2024年3月25日からAmazon Prime VideoのスターチャンネルEXで、全6話の物語となります。 ジュリアン・フェローズ自らがみどころなどを語っているビデオを見て期待たっぷりなところで、ドラマの内容や見どころをまとめていきたいと思います。 ドラマ「ベルグレービア」は1 ...

『女王陛下のお気に入り』の背後:アン女王、サラ・マールバラ、アビゲイルの歴史が紡ぐ3つの運命

映画『女王陛下のお気に入り』は、アン女王の宮廷で繰り広げられた3人の女性の駆け引きが中心に描かれています。 登場する3人は全員実在の人物で、歴史的事実がもとになっています。 そしてさらに映画を面白くしているのは、当時のイギリスの政治やフランスとの戦争という重要課題が、女性同士の微妙な心の揺れ動きや、野心などによって男たちが取り仕切る外の世界のことが動かされていくのがコメディータッチで描かれているところ。 実在の人物、歴史的事実などが主軸になっているけれど、その周りにつけられたイメージによって物語が面白くな ...

【リッチモンド宮殿】:シーン離宮から名前を変えた英国王室かつての宮殿

リッチモンド宮殿。かつての英国王室の宮殿でした。 先日ロンドン在住の方が開催されているオンラインツアーに参加してこの宮殿の歴史に興味が湧きました。さらに調べてみるとなかなか面白い過去が! 今は残念ながらゲートハウスが残っているだけなのですが、かつてシーン離宮から自分のゆかりある名前に変更したのはヘンリー7世でした。そんなエピソードからも国王に愛されてきたことがわかります。 そして息子のヘンリー8世の時代には何だか曰くありげの場所にもなってきて・・・ イギリスの南西部リッチモンドには、他にもハンプトンコート ...

『高慢と偏見』ミスター・ダーシーの象徴、白シャツがオークションに!

記事にはプロモーションが含まれます 『高慢と偏見』ミスター・ダーシーの象徴、白シャツがオークションに!というだけでわかってくださった方は、きっと私と同じイギリスドラマが大好きな方ですね。 ジェーン・オースティン原作の『高慢と偏見』のBBCドラマで、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシー。ドラマで彼が着ていた白のシャツがオークションにかけられるとニュースを見つけて大興奮。 オークションは2024年3月5日に行われたので、この記事では結果も合わせてご紹介します。 ミスター・ダーシーの「濡れシャツ」 イギリ ...

『ダウントン・アビー』シーズン3・第2話「晩餐会」あらすじ

記事にはプロモーションを含んでいます 『ダウントン・アビー』シーズン3・第2話「晩餐会」あらすじです。シーズン3はクローリ家とダウントン・アビーの存続危機からスタートしました。第2話ではその危機を乗り越えるため、メアリーとヴァイオレットが計画した晩餐会が開かれます。どんな計画があるのか?計画は成功するのか? その他に、見どころとしてセリフから見る当時のしきたりや制度について、そしてコーラの服装についても書いています。ぜひ最後まで読んでくださいね! これまでのあらすじ シーズン1第1話「嵐の予感」第2話「招 ...

『ダウントン・アビー』シーズン3・第1話「挙式前夜」あらすじ

この記事はプロモーションを含んでいます。 『ダウントン・アビー』シーズン3・第1話「挙式前夜」のあらすじです。第1話では、メアリーとマシューの結婚式の準備が着々と進んでいるところからスタートします。 シーズン3では、これらの話も進んでいきながら新しい登場人物も加わっていきます。では第1話のあらすじと、チェックしておきたいポイントとしてセリフで登場するしきたりや人物の関係性について、そして見どころとして”シバの女王”についてご紹介します。ぜひ最後まで読んでくださいね。 これまでのあらすじ シーズン1第1話「 ...

『ダウントン・アビー』シーズン2・第9話「聖夜の贈り物」あらすじ

この記事はプロモーションを含みます 『ダウントン・アビー』シーズン2・第9話「聖夜の贈り物」あらすじと見どころです。 マシューとメアリーがついに試練を乗り越えて一緒になります。聖夜の贈り物というのにふさわしい素敵な最後なのですが、ベイツの裁判がありダウントンの中に衝撃が走ります。 見どころではマシューとメアリーのこれまでを振り返るようなプロポーズまでの言葉を楽しみましょう。そして、久しぶりに登場したストララン卿の素敵なお屋敷についてもご紹介しています。 これまでのあらすじ シーズン1第1話「嵐の予感」第2 ...

『ダウントン・アビー』シーズン2・第8話「突然の悲劇」あらすじ

記事にはプロモーションが含まれています ダウントン・アビー』シーズン2の第8話「突然の悲劇」のあらすじと見どころです。 次はまた何が起こるのか?と気になるタイトルですが、結婚に向けた準備を進めているマシューとラヴィニア、そしてベイツとアンナに辛い試練が襲います。 見どころでは、ダウントンのディナーのメニュや決まり事について書いています。美味しそうで豪華な3コースメニュー。ここまで丁寧にディナーの場面を見ていなかったので本当にこうなっているのか改めて見て確認したくなりますよ。 これまでのあらすじ シーズン1 ...

『ダウントン・アビー』シーズン2・第7話「奇跡」

記事にはプロモーションが含まれています ダウントン・アビー』シーズン2の第7話「奇跡」のあらすじと見どころです。 1919年。戦争が終わりダウントン・アビーも療養施設としての役割を終えます。 カーライルの言葉「戦争が終わると最初は安堵するが次には失望がまっている」の通り、失望する人がたくさんいる。失望してどんどん悪くなる人と、良い方向に向かっていこうとする人に分かれているような。 見どころではカーソンが語るメアリーの子供の頃の思い出。そしてハクスビー工事の進捗具合から見る、ビジネスマン・カントリーハウス・ ...

『ダウントン・アビー』シーズン2・第6話「謎の負傷兵」

この記事にはプロモーションが含まれています 『ダウントン・アビー』シーズン2の第6話「謎の負傷兵」のあらすじと見どころです。 1918年11月。ようやく終戦への希望が見えてきた頃。でもダウントン・アビーの中や取り巻く環境はさまざまな問題が登場しては消えていきます。 タイトルにもなっている”謎の負傷兵”とは誰なのか?彼をめぐってのそれぞれの反応が複雑です。 メアリーの新居となる?ダウントンにも似ている吹き抜けの美しい広間を持ったハクスビー・ホールについても気になります。ここはどこで撮影されたのかについてもご ...

ウォリントン(Wallington)の壁に囲まれたイングリッシュガーデン

2023年9月イングランド北部、スコットランドに近いノーサンバーランドの旅行の4日目は、旅の拠点地Wallington(ウォリントン)を見学する1日でした。 邸宅のドアが開き中の見学ができるまでの間、Walled Gardenと呼ばれる壁に囲まれた中にある美しい庭園の見学です。 前日の夕方、敷地内に宿泊している特権!で閉園後の敷地内を散策した時は、壁の中の庭園は閉まっていました。横を通りすぎながらどんな世界が広がっているのか想像を広げていました。 さぁ、この日も朝から雲もないような本当にいい天気でした。( ...

アン・リスターの暗号日記と600年の歴史、シブデン・ホール(Shibden Hall)

2023年9月末、イギリスのウェスト・ヨークシャーにあるShibden Hall(シブデン・ホール)というカントリー・ハウスに行きました。 今回の旅行で必ず行く!と決めていた場所の一つです。その場所が昨年初め頃見たBBCのドラマ「ジェントルマン・ジャック」の舞台だったからです。 ドラマの脚本はシブデン・ホールの当主だったアン・リスター(1791-1840)の日記が元になっている。そう!ただのドラマのロケ地ではないのです。 白と黒の模様が美しいハーフティンバーの建物が見たいのはもちろんですが、それ以上に興味 ...

Cragside クラッグサイド:世界初の水力発電で照明された、ヴィクトリアンインテリアのファンタジーな邸宅

クラッグサイド(Cragside)はイングランドの北東部ノーサンバーランドに位置する大邸宅。ウィリアム・アームストロング氏が作り上げた、科学技術と芸術の素晴らしい組み合わせでできたカントリー・ハウスをご紹介します。 クラッグサイドは、ファンタジーという言葉が似合う場所でした。ファンタジーって、空想、想像とか非現実的という意味で、科学者の作る邸宅には不釣り合いな言葉のようなのですが・・・現実離れした、ちょっと夢のような美しさや、想像を遥かに超える革新的さに溢れていました。さらに、1人の弁護士から、世界中のV ...

『ダウントン・アビー』の本当の名前の由来知ってますか?

『ダウントン・アビー』20世紀初めの架空のイギリス貴族のお屋敷ダウントン・アビーを舞台に、貴族とその使用人たちをめぐるドラマと映画のシリーズ。 このお屋敷名が「ダウントン・アビー」とつけられた理由知っていますか?ドラマ製作責任者のジュリアン・フェローズが、この名前に行き着いた意味を今さらながら知ったので、ここに書いておきたいと思います。 邸宅が先祖代々受け継がれてきたように、名前にもフェローズ家の歴史が詰まっていました! 「ダウントン・アビー」の意味 ドラマ、『ダウントン・アビー』に登場するイギリス、ヨー ...

『ダウントン・アビー』シーズン2・第5話「運命とともに」

※この記事にはプロモーションが含まれています 『ダウントン・アビー』シーズン2・第5話「運命とともに」のあらすじや見どころです。 この回では負傷したマシューとウィリアムがダウントン・アビーに戻ってくることを中心に話が進みます。2人を取り巻く人間関係に悲しみが積み重なっていきます。見どころでは、ヴァイオレットの行動力とウィリアムの愛についてをご紹介。そしてさりげなく発せられるセリフから当時の社会状況についても深堀しています。ぜひ最後まで読んでくださいね! これまでのあらすじ シーズン1第1話「嵐の予感」第2 ...

『女王陛下のお気に入り』(The Favourite)ロケ地ガイド:映画の中の宮廷生活

※この記事は広告を含んでいます 「女王陛下のお気に入り」は、イギリスの宮廷でアン女王のお気に入りになるため、2人の女性の画策と戦いがコメディータッチで描かれている映画。実際にあった話がベースになっているのだけれど、奇抜な演出もたくさんあってとても面白い作品です。 この映画をブログで取り上げたのは、ロケ地としても使われた素晴らしい建物やインテリアにも注目していただきたいから! 撮影の方法にどんな工夫があるのだろう・・・天井の見事な装飾や壁に掛かるタペストリーや絵画、オーク材の壁や柱の重厚感、など一つ一つが本 ...

シャーロット・ブロンテの世界へ:『ジェーン・エア』映画ロケ地巡り

シャーロット・ブロンテ。イギリスの小説家で3姉妹のブロンテ姉妹の長女です。「ジェーン・エア」は、深い情緒と繊細な筆致で描かれたシャーロット・ブロンテの不朽の名作。1847年に発表されたときは大変なセンセーションを巻き起こしたそうです。それも当然で、孤児だったジェーンが、家庭教師として住み込んだ家の既婚者である主人と結ばれるまでを描いています。文章にすると軽くなりますが、当時の社会に反抗した新しい女性像の主人公は本当に当時の人を驚かせたのだろうなと思います。これまで何度も映画やドラマとなっていますが、今回は ...

ダウントン・アビーをもっと楽しむための、6シーズンのタイムラインと主な登場人物

記事にはプロモーションが含まれています 『ダウントン・アビー』の世界は、ドラマが6シーズンと映画が2本あり結構長編ストーリです。 ストーリーがたくさんあるだけじゃなく、色々なエピソードが次々と起こって、シーズン6を見ている頃には最初の方の事を忘れていたりってありませんか?ドラマの6シーズン全体にわたって展開される英国の重要な出来事やエピソード、主な登場人物をざっと見わたせる大まかなタイムラインを作ってみました。物語の舞台の1912年〜1926年の英国。クローリー家と、家族を支えるスタッフの人生を形作る重要 ...