ダウントン・アビー ダウントン・アビー・シーズン2

『ダウントン・アビー』シーズン2・第4話「不吉な知らせ」

2023-12-18

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『ダウントン・アビー』シーズン2・第4話「不吉な知らせ」のあらすじ解説です。

第4話では、病棟となったダウントン・アビーでのドタバタしたエピソードがたくさん登場します。
あらすじのほかに、実際のカントリーハウスが病棟の役割をおった第一次世界大戦中についてや、メアリーとイーディスが歌った「If you were the only girl (in the world)」の歌についてもご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでくださいね。


シーズン2・第4話「 不吉な知らせ」あらすじ

クローリー邸での簡易食堂

第4話の舞台は1918年。

すっかり療養施設となったダウントンの中は一気に騒がしくなってしまいました。その中どちらも主導権を握りたいイゾベルコーラのいざこざが日に日に大きくなりついに激突。イゾベルはここでは自分は必要をされていないと感じ、北フランスの赤十字に職場を求めて行くことになります。

イゾベルの心残りは戦場にいる息子のマシューのこと。そんな中部隊では見回りにでたマシューと、ウィリアムが戻らず行方不明になったという連絡が入ります。ダウンントン全体で二人を心配する雰囲気に包まれる。

ある日ベイツがパブで働いていることを知ったロバーツは、彼に対する信頼が足りなかったと謝罪し、屋敷に戻って欲しいと会いに行く。ロバーツは相続人として以上に息子のように思うマシューを失う不安な気持ちをベイツにも吐露しました。

主人不在のクローリー邸に、一人の男性が食料を求めてふらりと入ってくる。彼はかつで農家で働いていたが、今は戦争から戻り痛めた身体を引きずるような生活を送る人物でした。使用人のモーズリーバードは、それから彼のような人たちを、戦争支給品の食材を使って食事の配布を始めることとなった。それを見つけたパットモアデイジーも手伝うことになり、彼らの怪しい動きをめざとくオブライエンが見つけコーラーに報告します。コーラはクローリー邸に様子を見に行き、オブライエンの期待を裏切り、モーズリー達の働きかけを支援する行動をするのでした。

ブランソンから“駆け落ちしてくれるまで待っている“という告白を受けたシビル
マシューを心から心配するメアリー
ベイツとの深いつながりに希望を持つアンナ
ブライアント少佐との密会をヒューズに目撃され、突然解雇されるエセル

そんな人間関係も気になる第4話でした。

戦争時のカントリーハウス事情

戦時中多くのカントリーハウスは、さまざまな役割を持たされることになりました。軍の施設として、子供たちの疎開場所として、そしてダウントン・アビーのように補助病院としてもです。

ダウントン・アビーのロケ地、ハイクレア城も実際に病棟として使われていたのです!

通常の軍事病棟や民間病院のキャパシティを超える多くの負傷者を見るために、このような施設がたくさんつくられました。

例えば、チェシャーにあるDunham Masseyもその一つ。Stamford Hospitalとして、1917年から2年間に、282人の兵士を受け入れました。2014年に訪問した時に、ちょうど当時の様子を再現する展示がおこなわれていました。

本当にこのような場所にたくさんのベッドが置かれていたのだと驚いた記憶があります。

屋敷内は、病棟、レクレーションルーム、があり、当時の医療記録や残された手紙などの展示もありました。
カントリーハウスは、十分な物資、緑豊かな環境、多くの従業員や大きなキッチンなど、補助病棟として最適な場所だったのですね。

「If you were the only Girl(in the world)」

メアリーとイーディスの演奏が兵士や家蔵の心を癒します

ある夜ダウントンでは音楽祭が開かれました。イーディスのピアノに合わせメアリーが歌う「If you were the only girl」。

集まった人たちの合唱でひとときの温かい雰囲気に包まれるホール。素敵な歌詞の一言一言が心に沁みていきます。そこに行方不明になっていたマシューとウィリアムが無事な姿で戻ってきます。ロバートとメアリーの表情に全て表れていたような感動的な場面でした。

歌われていた曲は、1916年4月19日にロンドンのレスタースクエアにあるアルハンブラ劇場で初戦された「ビングボーイズはここにいる」というミュージカルソング。第一次世界大戦中にとても人気があり、ロマンチックな愛の歌として広く知られています。

歌詞は、愛する人に対する深い愛情と、その人と共にいられる幸せを表現しています。特に、「もし君が世界で唯一の女の子で、僕が唯一の男の子だったら」というフレーズは、愛する人と二人だけの世界を夢見るロマンティックな思いが溢れてます。

メアリーとマシューが共に歌った歌詞はこちら。

I would say such wonderful things to you
There would be such wonderful things to do
If you were the only girl in the world
and I were the only boy

メアリーとマシューだけでなく、ブランソンやウィリアムの気持ちにもつながるような歌詞。ぴったりの選曲です、


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