ダウントン・アビー ダウントン・アビー・シーズン2

『ダウントン・アビー』シーズン2・第9話「聖夜の贈り物」あらすじ

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『ダウントン・アビー』シーズン2・第9話「聖夜の贈り物」あらすじと見どころです。

マシューとメアリーがついに試練を乗り越えて一緒になります。聖夜の贈り物というのにふさわしい素敵な最後なのですが、ベイツの裁判がありダウントンの中に衝撃が走ります。

見どころではマシューとメアリーのこれまでを振り返るようなプロポーズまでの言葉を楽しみましょう。そして、久しぶりに登場したストララン卿の素敵なお屋敷についてもご紹介しています。

シーズン2・第9話「聖夜の贈り物」あらすじ

1919年のクリスマスになりました。ツリーとなる大きな木が運ばれて、ホールでは飾り付けが始まっています。

第9話では、1人では寂しい、誰か自分を愛してくれる男性を求めるイーディスとロザムンドが気になります。

イーディスはかつての恋人アンソニー卿と再会します。お膳立てしたのはヴァイオレット。でも戦争で右腕を負傷し動かなくなっている彼にヴァイオレットは失望。(表情にご注目)アンソニー卿自身も自分は歳をとりすぎているから・・・と話します。それでもイーディスは彼にこれからも会いたいと思っているのです。

ロザムンドは自分を愛してくれるとヘップワース卿をダウントンに招待します。しかしヴァイオレットはここでもしっかりと相手を見抜きます。ヘップワース卿は屋敷を手放し財産も失っている状況で、ご主人マーマデューク卿の遺産を持っているロザムンドの財力を当てにしているのです。自分を愛してくれているのだったらそれでも良いというロザムンドでしたが・・・自分のメイドと彼が寝ている現場を目撃し、母が正しかったと落ち込みます。

メアリー、マシュー、カーライルの間の緊張感が一気に高まります。メアリーに対するカーライルの嫉妬がひどく、結婚式を早く行おうと焦ります。メアリーに言葉荒く脅す態度にロバートは不信感を抱きコーラに問いただす。そこでメアリーの過去の出来事と、カーライルとの結婚に至った経緯を知ります。メアリーはロバートの助言を受けて、カーライルとの婚約を解消します。メアリーをめぐってのカーライルとマシューの殴り合いが起こる。まるでメロドラマの世界ですが、花瓶が割れてしまったことへのヴァイオレットの言葉をぜひ聞いてください。こんなウィットに富んだセリフが散りばめられているからただのメロドラマではないと感じさせてくれます。

カーライルは翌日ダウントンを去ります。喧嘩別れで終わらせたくないとメアリーが見送ります。2人の別れの場面もとても美しいです。カーライルは品がなく強引な人ではあったけれど、メアリーを愛していたんだと伝える言葉に嘘がなかったように感じます。

ヴェラ殺害の罪でベイツの裁判が行われます。検察側の証人にロバート、ヒューズ夫人、オブライエンが出廷を求められます。この時に証言させられるのが、第 話での出来事やセリフ。ベイツにとって不利な証言ばかりとなり、最悪の判決が下ります。動画ではこの事件を振り返る場面が集められています。

トマスはベイツがいない機会を狙いロバートに信頼されるよう悪巧みを実行。一度失敗したかに思われるのですが、これが成功するところが面白い・・・

ウィリアムに嘘をついて結婚したとずっと悩み続けていたデイジーは、ウィリアムの父メイソンに会いに自宅を尋ねます。ウィリアムがデイジーと死ぬ間際に結婚した理由の一つを聞き、気持ちが晴れるデイジー。2人のこれからの関係を見守りたくなります。

この回の感動のクライマックスは最後の最後に。メアリーとマシューがついにハッピーエンドに。ここまで長かった・・・雪が降る中での2人の場面は本当に美しいです。

これでシーズン2は終了です。

見どころ マシューのプロポーズ

第9話のクライマックス、マシューのプロポーズ。映像と一緒に2人の会話を楽しみましょう!

2人が紆余曲折ありながら自分の気持ちにも相手への気持ちにも素直になってこの時を迎えた!と伝わってくるやり取りです。

ひざまずいての正式プロポーズ!! いつかダウントンアビーでのプロポーズの言葉集を作りたいくらいです。



「That was fun. Maybe a few thick heads in the morning」
「楽しかった。明日の朝は頭が痛いかもしれないね」

「No doubt. Do you think it's worth it?」
「間違いないわ。でもそれでいいの?」

「You're really going to America?」
「本当にアメリカに行くの?」

「What, Carlyle will make your life a nightmare if you stayed.」
「もし君が残ったら、カーライルは本当に君の人生を悪夢にすると思う?」

「I couldn't tell you, maybe even if he does let me go, my story is still out there and always will be.」
「言えないわ、たとえ彼が私を解放してくれたとしても、私の話はまだ世の中に残っていて、これからもずっとそうだろうから」

「Would you stay if I asked you to?」
「僕が頼んだら残ってくれる?」

「Matthew, you don't mean that. You know yourself, we carry more luggage than the porters at Kings Cross. And what about the late Mr. Pamuk? Won't he resurrect himself every time we argued?」
「マシュー、そんなこと言うつもり?自分でも知ってるでしょ、私たちはキングスクロス駅の荷物持ち以上に重い荷物を背負っているわ。それに亡くなったパムークのことは?私たちが喧嘩するたびに彼はよみがえるの?」

「No」
「そうじゃない」

「you mean you've forgiven me?」
「つまり、私を許したってこと?」

「No, I haven't forgiven you.」
「違う、許してはいない」

「Well then.」
「それで?」

「I haven't forgiven you because I don't believe you need my forgiveness. You've lived your life and I've lived mine. Now it's time we lived them together.」
「許していないわけではない。君が僕の許しを必要としていないと思うからだ。君は君の人生を、僕は僕の人生を生きてきた。でもこれからは、一緒に生きる時だと思う」

「We've been on the edge of there's so many times. Matthew, please don't take me there again unless you're sure.」
「私たちこうやって何度も瀬戸際に立ったわ。マシュー、確かじゃないならまたそこに連れて行かないで」

「I am sure.」
「確かだよ」

「And your vows to the memory of Lavinia?」
「それで、ラヴィニアへの誓いは?」

「I was wrong. I don't think she wants us to be sad. She was someone who never caused a moment of sorrow in her whole life.」
「僕は間違っていた。彼女は僕たちが不幸になるのを望んでいるとは思えない。彼女は一度も悲しみを与えたことがない人だったから」

「I agree.」
「同感よ」

「Then will you?」
「それなら?」

「You must say it properly. I won't answer unless you kneel down and everything.」
「ちゃんと言って。ひざまずいて、全部やってくれないと答えないわ」

「Lady Mary Crawley, will you do me the honor of becoming my wife?」
「レディ・メアリー・クローリー、私と結婚してくれる光栄を与えてくれませんか?」

「Yes.」
「もちろん」

ストララン卿の邸宅 ロクスリー・ハウス(Loxley House)

ヴァイオレットが自宅にイーディスのためにストララン卿を招き、2人は久しぶりに会うことになりました。戦争で右腕を負傷したせいで障害を持つことになってしまった彼にヴァイオレットは相手に相応しくないと判断したようです。でもそれからもイーディスは自分で車を運転して、ストララン卿の自宅を訪問します。

ストララン卿の邸宅、ロクスリー・ハウス(Loxley House)は4階建てのレンガ作りの上品なお屋敷です。

ロケ地はバッキンガム州にあるホール・バーン(Hall Barn)

ここの歴史は、1624年にアン・ウォーラーによって土地が購入され、息子で著名な詩人で議会議員も務めたエドマンド・ウォーラーによって17世紀後半に建築されたところから始まっています。

後年、邸宅は様々な所有者の手を経て、1832年に南側のファサードを再建、1880年にローソン家による管理が続き、数々の改修と改善が行われました。

王室の訪問のあったり、第二次世界大戦中には病院で必要とされる医薬品、医療器具などを保管・供給するための施設としても使われています。

1960年代後半には、またお大規模な改装が行われ、邸宅は古典的な魅力を更に高めました。国家遺産リストにグレードIIとして登録されていて、敷地には、美しい庭園、ボートハウス、オベリスクなど、歴史的価値のある建造物で満たされているそうです。

(参考)

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