ダウントン・アビー ダウントン・アビー・シーズン3

『ダウントン・アビー』シーズン3・第3話「天国と地獄」あらすじ

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『ダウントン・アビー』シーズン3・第3話「天国と地獄」のあらすじです。第3話ではタイトルの通り、天国から地獄に突き落とされたような試練に見舞われるイーディスが中心にストーリーが進みます。

その他に見どころとして、一家がピクニックで訪れた、伯爵が所有しているという邸宅”エリーホルム”のロケ地についても書いています。ぜひ最後まで読んでくださいね!

『ダウントン・アビー』シーズン3・第3話「天国と地獄」あらすじ

イーディスの結婚式の日が近づいています。

ロバートは、ダウントン・アビーを売却するため少しづつ動きを進めています。売却の広告を出したり、次に家族が移る場所について考えたり。そんな中、候補地の一つエリーホルムでピクニックをします。エリーホルムは伯爵家が代々所有している、現在は借地に出している邸宅です。

トーマスは先日のオブライエンの悪巧みの仕返しに、モールズリーに彼女が退職すると嘘をつきました。まともに信じたモールズリーは自分の親戚の娘をオブライエンの交代に推薦したいとコーラに訴えます。突然のオブライエンの離職話にコーラは驚きます。

アンナはヴェラの死の真相を調べるため、バートレット夫人の元に出かけます。ベイツは囚人房のクレイグによって仕組まれていることを警告され、ぎりぎりのところで罪を被されることなくやり過ごします。

ラビニアの父親スワイア氏は、マシューに手紙を残していました。それには、ラビニアが結婚を取り消そうとしたことなど全て承知の上で、遺産を受け取ってほしい、「嘆き、罪悪感や後悔」で受け取りを躊躇することがないようにと書かれていました。ラビニアが死の直前に父に宛てた手紙も実在したことがわかり、マシューはやっと遺産を受け取ることを決めます。

結婚式当日幸せいっぱいのイーディス。でもアンソニーは落ち着かない表情です。祭壇の前で彼は結婚できないと告げて教会から出て行きます。ダウントンの中は一斉に結婚の飾り付けが取り外され、豪華な料理も使用人たちが食べることになりました。

マシューはスワイアの遺産をロバートに渡すことを告げます。ロバートは一度拒否しますが、2人は土地の共同所有者となることを決めました。

ずっと気になっていたヒューズ夫人の検査の結果が、腫瘍が良性であることがわかり、ヒューズ自身もカーソンもホッとします。

エリーホルム(Eryholme)

負った多額の借金のために、ダウントン・アビーを売却して別の場所に移ることにロバートは頭を悩ませています。
引越し先の候補は、エリーホルム(Eryholme)。どんな場所なのかセリフからみてみましょう。

トム「転居先は?」
ロバート「ダラムとの州境のエリーホルムに所有地がある。そこの屋敷を改名して”ダウントン・プレイス”に」
マシュー「住人は?」
ロバート「好条件で立ち退いてもらうさ」

そして、下見を兼ねてみんなでピクニックで訪れることになりました。豪華なランチを楽しむとても優雅なピクニックです。

イゾベル「エリーホルムはどんなところなの?」
ヴァイオレット「亡き夫が狩に使ったの。私もそこで昼食をとったわ。
イゾベル「いい所?」
ヴァイオレット「たまに行く別荘としてはね。それ以上ではないわ」

コーラ「”ダウントン・プレイス”。すてきね」
メアリー「少し狭そう」
トム「庶民からみたら大邸宅だ」
シビル「管理は楽になるわね」
ロバート「使用人は8人もいれば十分だろう。経済的だな」

さて、ロケ地となったグレイズコートはどんな場所なのでしょうか。

エリーホルムのロケ地 グレイズコート(Greys Court)

クローリー一家がピクニックで訪れたエリーホルムは、壮大なチューダー様式のグレイズ・コートが撮影場所として使われました。この邸宅は900年以上いろいろな家族が住んでいたようです。

ドラマの中では北部にある場所という設定ですが、実際のグレイズ・コートは、ナショナルトラスト管理のオックスフォード州にあるカントリーハウス。一般にも公開されているんですよ!

グレイズ・コートはイギリスの古文書「審判の書(Domesday Book)」に記載されている長い歴史のある場所。審判の書とは、イングランドを征服したノルマン王ウィリアム1世が、全ての土地と財産を記録するために作成させた1086年の書物。

ノルマン騎士によって保持されていて、この人物は後に影響力を持つグレイ家の祖先となります。

それからグレイ家、ノリス家、ステープルトン家などに渡っていく

1935年から1937年にかけて住んでいたのはイヴリン・フレミング。この方の息子はジェームスボンドの生みの親、作家のイアン・フレミングです。

それからブランナー家のものになって、1969年にナショナルトラストに寄贈されました。

その他にも、歴史的に女性が不動産を所有しづらかった中で、グレイズ・コートは13人の女性が所有または共有していたなんて記録もあってとても興味深いです。

ロバートたちは結局解決策が見つかりダウントン・アビーを出ることはなくなりました。でもこうやってたくさん所有する土地からの収入があることで仕事をすることなく生活ができているんですね。

グレイズコート(Greys Court)

住所:Rotherfield Greys, Henley-on-Thames, Oxfordshire, RG9 4PG
公式サイト(ナショナル・トラスト):https://www.nationaltrust.org.uk/visit/oxfordshire-buckinghamshire-berkshire/greys-court

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